
今日の昼過ぎ、甘いものが食べたくなったので近くのスーパーに行った。コンビニの方が近いんだけど、金が無いので買い物はいつもスーパーなのだ。そんなことはどうでもいい。私はいつものごとく和菓子と牛乳を買って店を出た。すると、50代ほどのおばさんが近づいてきた。
「どこか痛いところ、調子の悪い部分はありませんか?」
こういうヤツは大抵、新興宗教の勧誘だ。このエリアには新興宗教の密度が高いのかは知らないが、良く勧誘を受けるのだ。だから分かる。
ただ、勧誘の最初の一声は「〜〜に興味はありませんか?」といったものが多いのだが、「調子の悪い場所はありませんか?」は異色だ。調子の悪い場所があれば治してくれるのか?
ヨシダ「パソコンを扱う時間が多いですからねぇ。目が疲れてますね。」
おばさん「わかりました。」
なんと、私の目に手をかざすではないか!周りには人がいるのに、これは恥ずかしい!
駐車場に突っ立ってる私とハンドパワーを送るおばさん・・・。この画はダサすぎる。ああ、帰りたいよー。
そういえば以前友達が言っていた。
「あそこのスーパーで痛みを治してくれるおばさんに会った。おばさんが手をかざすと暖かくなって痛みが無くなったような気がした。」
"気がした"という話では信用できなかったが、ここで体験できるとは。なんてことを思っていると・・・
おばさん「はあああああ」
どうやら最終段階に入ったようだ。というか声がでかい!周りの人がさらに見ている!恥ずかしすぎる!
おばさん「終わりました。目が温かくなって、疲れがとれたでしょう?」
なんだか目が温かくなったような気がしたが、おそらく恥ずかしさとおばさんの体温のせいだろう。「ぜんぜんだめですね」というのも、一生懸命ハンドパワーを送ってくれたおばさんに失礼なので・・・
ヨシダ「疲れがとれた・・・気がします。」
と言っておいた。すると
おばさん「そうですか!良かったです!ところで、あなたはこの能力を身につけたいと思いませんか?」
ほら来た!やはり勧誘だ。興味があるようなふりをして少し話を聞いたので、その一部始終を公開。
ヨシダ「便利な能力ですけど、身につけるにはどのようなことをするんですか?」
おばさん「訓練が必要ですね」
ヨシダ「どんな訓練ですか?」
おばさん「口で説明するのは難しいけど、この能力は〜(神様らしき名前だったけど忘れた)〜の力を借りてできるものなので、それへの信仰と自分の精神をうまくコントロールする訓練です。」
ヨシダ「ほぉ〜。どれくらいの期間で身につきますか?」
おばさん「2〜3年くらいでしょうか。私は2年ほどでマスターしました。」
ヨシダ「週に換算して何時間ほどの訓練ですか?」
おばさん「4時間程度です」
ヨシダ「ふーん。」
おばさん「これから事務所に戻るので、一緒にいかがですか?」
ヨシダ「えっ!?あっ、ちょっと時間がないので行けません。すいません。」
おばさん「そうですか・・・。じゃあ、事務所の電話番号を渡しておきますので、暇なときにでも連絡してください。」
ヨシダ「はい。分かりました。ではまた・・・。」
実際のところ暇だったが、ついて行けばどうなるか分からない。なんてたって、あのおばさんがマスターした気になっている能力は効いていないし、恥ずかしげもなくあんなことを話してくるのだから。
事務所に着いた瞬間に仮面ライダーの様に改造されるかもしれない。仮面ライダーは脳の改造の前に脱出したから正義のヒーローになれたわけだが、脱出に失敗した場合・・・社会復帰は不可能。すなわち、死。
これは言い過ぎだけど、おそらく入信して良いことは無いと思います。時間を無駄に消費するだけ。関わらないのが一番です。このような新興宗教は熊本だけでなく、全国に分布しているので、みなさん気をつけてくださいね。
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